渡邊 真也わたなべ しんや

　私は、福島県郡山市で育ててもらい、1996年に弁護士として戻ってきて仕事を始めました。これまで約25年間、福島県そして郡山の地域のためにできることをしたいという気持ちで仕事をしてきました。

　法律は人と社会のためにある道具です。
　弁護士はその道具をうまく用いることで、人と社会のトラブルを解決する仕事です。

　2011年に発生した東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故は、福島県にとって生活を根本から揺るがす大きな試練でした。何万人という方が避難生活をし、放射線の値が高い中で生活を余儀なくされました。避難所での法律相談、賠償の説明会、いわれなき誹謗、差別…。弁護士がどれだけ役に立つだろうかと思いましたが、相談された方に「話をしたら楽になった」と言われたことで、少しでも力になれた気がしました。
　2019年には台風19号の大きな被害がありました。自分が生活している地域で、わずかでも役に立ちたいと相談をお受けしてきました。

　相談するだけで気が楽になることもあります。法律相談を「そんな大げさなこと」と思わず、気軽にご連絡ください。

　事務所は２１世紀記念公園麓山の杜から30ｍです。事務所の1階部分が駐車場です。多くの方々に利用いただけるように、バリアフリー事務所です。階段昇降機とトイレも広く車椅子に対応しています。
　どうぞ気楽に相談にいらしてください。