姉に誘われ、2月26日、ふくしん夢の音楽堂で開催された、清塚信也さんの47都道府県ツアーに母と姉と3人で出かけてきました。姉は、清塚信也さんのファンで、チケットがなかなか取れないと言っては、母を連れてはるばる福岡まで行ってコンサートを観てきたこともありました。
お姉ちゃん(私は姉をこう呼びます)、その週の金曜日は、県立高校の入試日。ウチには二人の受験生。無理でしょ。それに、できれば、〇井〇行さんか、ユーチューバーの〇みぃさんが良かったよ(心の声です)。
姉は特に何もいいませんが、私の仕事、家事そして育児の合間をみては、いろいろと誘ってくれます。いつだったか、東京ドームで行われたプロ野球観戦に連れて行ってくれたことがありました。特にお目当ての選手がいるわけではない母と私は、生ビール片手に内野席から外野席後ろにある大型テレビで観戦。…。姉は、お気に入りのビールメーカーの売り子さんに、30分ごとに自分の席に売りに来るように頼み、全く知らないおじさん達と野球について語り、さらに仲良くなったおじさん達からおつまみを頂き。…。野球よりも生ビールとおつまみの記憶しか残っていません。ある時は、赤坂ACTシアターに歌舞伎を観に連れて行ってくれたこともありました。眠ったりはしないか?楽しみではありましたが、子ども達を連れて行った戦隊ヒーローショーで、最前列に座るも爆睡した私。歌舞伎は、中村勘九郎さんと、弟の七之助さん、中村獅童さんが出られたもので、確か、勘九郎さんの早替わりや舞台上にある滝つぼから大量の水が流れ出てくる演出だったような。…。眠りはしなかったものの、歌舞伎終了後、夕食で食べた生牡蠣にあたった私は、もはや歌舞伎の内容は早々に消え、苦痛に耐えた記憶しかありません。
今回は、姉から、姉が前回行ったコンサートの内容を聞かされていたので、少し興味もわき、コンサート終了後は、3人で女子会(すみません)をする約束もしていました。また、我が家の受験生も、「ママは受験生じゃないでしょ」とのことで、旦那共々、快く送りだしてくれました。そして、やはりプロのピアニスト。一瞬で演奏に引き込まれ、そのうえ、トークがとっても面白い。作曲家たちの時代背景から、多くの芸能人との交流の話しまで、声に出して笑ってしまうほどでした。お一人でピアノを演奏し、お話し続ける清塚さんは、驚くほどの汗をかかれていました。アンコールにもしっかり応えて頂き、楽しい時間はあっという間に終了となりました。
福島市から郡山市に戻り、久しぶりに母と姉と3人で食事しました。食事中、姉は、清塚さんが演奏された曲を全部知っていたようで、とても嬉しそうに話していました。…。私は…。ここからまた心の声です。ディズニー音楽は分かったかな。分からないディズニー音楽もあったけど。その他は、聞いたことあるなぁ、作曲家や曲名は知らないけど。でも、一番記憶に残っているのは、清塚さんの靴。ライトが当たってビカビカに光ってた。本当に、ピカピカではなくビカビカ。興味のないことには、こんな感想しか伝えられない私ですが、このコラムをご覧の皆様には、ぜひとも清塚さんのコンサートをお勧めします。また、お姉ちゃん、こんな妹ですが、またお誘いください。清塚さんのインスタ、フォローしたよ。
事務員J・Y