今日は我が家の夕飯について書こうと思います。

 手抜き料理と言うと聞こえが悪いですが、夕飯のメインは、出来るだけ手間がかからず、直ぐに出来るような時短料理を心がけています。料理にばかり時間を充てられない、というのもありますが、毎日のことなので、少しでも楽をしたい、というのが本音です。

 ある月曜日の夕飯のことです。前日に実家からもらったレンコンとゴボウのきんぴらもあるし、珍しく作り置きもあるので、味噌汁と鶏の唐揚げがあれば十分だろうと、大きめのもも肉2枚1パックのものを3パック買いました。約2キロです。その週の後半には、お弁当作りもあるので、週の始めから少しでも楽がしたかった私。もも肉1枚分は冷凍をしておいて、お弁当の足しにしようという考えもありました。

 我が家には、中学生男子が3人います。皆、体育系の部活をしているので、帰宅するなりまずはおやつ。少々、ガッツリめなおやつを食べ小腹を満たしても、夕飯の白米は特盛です。毎回、夕飯時には5合のお米を炊きますが、どんぶり茶碗に特盛2つ、大盛1つ。夫と私は普通盛より少なくても、キレイになくなります。

 その日のおやつも、惣菜パン、スナック菓子2袋に炭酸ジュース。あっという間にたいらげ、夕飯の確認です。鶏の唐揚げだと分かると、「いっぱい食べるよ。ご飯特盛でね。」と。…。ここでもう、もも肉1枚分をお弁当の足しにしようという考えはなくなりました。もしや、何なら、もも肉6枚でも足りないのか?副菜は2つあるけど…。急に不安になった私は、冷蔵庫にあったキャベツ半分をスライサーで千切りにし、見た目もボリューミーにすることに。「唐揚げの味見ね」と言ってつまみ食いする男子3人に、頑なに一人一個を死守し、延々ともも肉を揚げていきます。延々と。…。あれ?私は時短料理を心がけていたはず。もうずっと台所に立ちっぱなし。何か違う。悶々としながら、あと一回揚げれば終わりという時。IHから「鍋の切り忘れ防止機能が働き、鍋の過熱を止めました。」…。時短じゃない。全然、時短じゃない。そもそも、もも肉6枚分揚げる時点で時短じゃない。鍋の油が適温に戻るのを待つことなく、最後のもも肉を鍋に入れました。

事務局YJ