本が好きです。
 正確に言うと、紙の本を買うのが好きです。専門書、単行本、新書、漫画、色々買ってしまいます。
 読む時間が無いのに、あるいは、時間があっても読書以外のことで過ぎて行くのに、本を手元に置いて置きたい欲求に負けてしまいます。
 また、子どもに読ませたいと思う本を、いつか手に取って興味を持ってくれるかも知れない、と思って、購入してしまいます。親の思惑どおりに行く時もあれば、全く関心を持たれずに放置されていることもあります。

 先日、意を決して段ボール5,6箱分の本を処分しました。何度も読んで読み古した絵本もありましたが、新古書やほぼ新品で綺麗な状態の物も沢山ありました。
 インターネットで、引き取って頂ける業者を探し、買取りを依頼しました。今思えば迂闊だったのですが、「査定後は、査定代金の確認を要せずに代金を振り込んで頂く」という選択肢を選んでお願いしました。
 後日振込みを確認したら、まさかの1000円に満たない金額・・・。目を疑いました。自分が依頼した買取りではありますが、悲しい思いをしました。
 
 日頃、仕事では「契約は慎重に行いましょう」とご相談者様、ご依頼者様にお話している立場としてお恥ずかしい限りですが、忙しい中でも、契約条件や、口コミの確認、相見積もりと、大事な買い物・取引はよく下調べをしなければならないと改めて思いました。
 独立行政法人国民生活センターや消費者庁も、「他の事業者のウェブサイトにも目を通す」、「事前に取引条件や規約の内容の確認を」等と注意喚起をしています。
 このコラムをご覧の皆様は、私のような思いをしないよう、ご注意ください。


弁護士 横山 友子