先日、食事の遅い子供が食べる皿を大きい皿に変えたところ、食べるスピードがとても早くなったという記事をネットニュースで見ました。
同じ悩みを抱える私もそのネットニュースを見てすぐに大きい皿を購入し、4歳の息子にいつもと同じ量の夕飯を出したところ、40分間以上かけて夕飯を食べていた息子が20分で完食しておかわりまでしました。
これは行動経済学のアンカリングという考え方で、「最初に見た情報」が自身の判断に大きな影響を与えるというものでした。大きい皿や大きい袋で食べればたくさん食べたくなってしまうという心理で、小さい袋で小分けしたものを食べれば食べる量が減るそうです。
子ども用の小さい食器で食べていた息子は夕飯の時間が終わらず、その後の全ての作業が遅くなり、寝るのが遅くて困っていたのですが、たったひとつの行動ですべての作業が好転しました。
今後息子には、大きい皿で食事を用意し、食べ過ぎてしまう私には、ご飯茶碗を一回り小さいお茶碗で用意することにしました。
偶然見かけたネットニュースでしたが、とても参考になりました。そして、行動経済学という聞きなれない言葉を調べてみたところ、身近なところでも知らずに行動経済学の考え方によって行動していたことがたくさんありました。興味がありましたら、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
事務員K